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企業が求めている20代ITエンジニアの転職に有利なスキルとは

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こんにちは。Techclipsエージェントのキャリア コンサルタント、長尾です。

皆さんはこれまでにどんなプログラミング言語を使ってきましたか?私が20代の頃によく使っていたのはJavaでした。当時はSIerで大手企業の基幹システムなどに携わっていました。Javaサーブレット、JSP、WebSphere(またはWebLogic)、DB2(またはOracle)、統合開発環境のEclipseなどでの開発が主流でした。トレンドの移り変わりが速いIT業界ですが、いまでもJavaの需要が高い事や、多言語のプラグインが登場して様々な言語で幅広く使われているEclipseにも驚いています。

また、皆さんは何種類のプログラミング言語を実務レベルで使用できますか?使えるプログラミング言語の数が多い事=スキルが高い事ではありませんが、仕事を任せられる上で可能性が広がりますし、「こんなメソッドはこの言語にもあるんじゃないかな?」と言う勘所が養えます。ついつい「プログラミング言語」で括りがちになりますが、設計、環境の構築、データベース設計、チューニングなどもテクニカルスキルですね。

前置きが長くなりましたが、今回は企業が求めている20代ITエンジニアのスキルについてご紹介します。

プログラミング能力

ITエンジニアとしては外せないのがプログラミニグ能力です。
中学生、高校生の頃から趣味でプログラミングをしていたと言う人が周りには居るでしょう。小学生の頃からプログラムを書いていたと言う人も珍しく無い時代です。逆に社会に出て初めてプログラム言語を触ったと言う人も居ます。プログラムはこれまで書いてきたステップ数によって、能力や理解度は違ってきます。

例えば新卒で入社した同期が10人居た場合、配属先や指導してくれる先輩、与えられるタスクでプログラミング能力は全く変わります。同期で集まった時に今どんな事をやっているかが話題になり、自分の知らない事をやっているメンバーの会話に一種の劣等感を抱く事はよくある事です。落ち着いた運用状態になった案件をふられ、日々大きな障害も無く、ルーチンワーク状態に物足りなさを感じる事もしばしば。

しかし、焦って転職を考えてはいけません。業務でプログラムを書く量が足らないと思うのであれば、自分の時間にプログラムを書く。業務で使っている本番環境、テスト環境についての知識を持つ。日々のルーチンワークをどこかツールを使って効率化できないか考える。今与えられている環境をポジティブに捉える事は大切です。実際に動いているコードをリーディングできる環境であれば、理解しながら目を通すだけでも勉強になります。大事な点はただ見ているだけでは無く「理解しながら目を通す」事です。

それから、業務以外の自分の時間を使っての自助努力。社内外の勉強会に参加する、仲の良い同期に付き合って貰ってプログラミングの勉強をする、自宅学習などなど。開き直って、自分の為の勉強会を自ら主催し、同期や先輩を招いて教えてもらうのも良いかもしれません。

転職を検討するのもひとつですが、まず、今の環境でお給料を貰いながら、自分のスキルを磨き上げると良いでしょう。転職活動において「プログラミングの実務経験が少ない」と書類選考で切り捨てる企業もありますが、「勉強する癖がついている」事を評価してくれる企業は多々あります。どんなバックボーンの人に対しても24時間365日は平等に与えられています。時間は有限なので、有効活用をしましょう。

開発においての設計や思考

経験年数と共に設計能力も問われてきます。プロジェクトの参入時期、タスクにもよるのでしょうがSIerの場合、最初は下流工程の設計(詳細設計)を任され、設計書などを書く機会もあるのでは無いでしょうか?一方、WEBサービスなどの場合は一機能を任され、SIerとは違って設計書を書く機会は無いかもしれません。これは案件、プロジェクトの規模、自社案件か請負案件か?によってまちまちです。

SIerの場合

最初はコーディングだけかもしれませんし、詳細設計フェイズからの参画ばかりかもしれませんが、経験を積んだSIerなら20代のうちに基本設計くらいから参画して上流工程に望みたいものです。常駐派遣契約でありがちな開発のピーク手前からプロジェクトに合流している状態だと、設計能力が追いついてきません。上司に訴えかけて上流工程から加われるプロジェクトに入れてもらえるよう手配して貰いましょう。

SIerのシステム開発の流れの一例は、Qiitaの以下の記事に纏めてありましたので参考にしてください。
システム設計の流れ(参照元:Qiita)

より上流から任されるのは、確かな技術、幅広い知見、仕事に対する姿勢が必要です。また、現在お勤めの会社の事業規模や営業のコネクションにも関連してきますので、良い経験が出来ていないなとお感じの方で、上司や営業担当者に相談しても進展が無い場合は転職も視野に入れた方がいいかもしれません。

事業会社の場合

一方、事業会社などでwebサービスの開発をしている場合は、各設計書を整備されたファイル・紙にアウトプットする事は少なく、仕様のやりとりもコミュニケーションツール、プロジェクト管理ツールなどに頼る事が多いです。フォールダウン式の開発手法よりもアジャイル開発だったり、スクラム開発をする企業も多いと聞きます。もちろん設計と言う工程は存在するのですが、サービス開始までのスピードを優先するイメージが多いように感じます。

そして20代の社員も含めて『設計が出来る前提』でプロダクトが進みます。事業会社への転職を希望するのであれば『設計が出来る前提』に能力を高めておく必要があるでしょう。特殊な要件は別としても、何度かWebサービスを個人で作っているうちに、設計の考え方は自然と身に着くもの。小規模でもよいから、一から自分で作ったサービスを構築し、カスタマイズ、チューニングする事によって、設計能力もコーディングの能力も併せて高まっていくでしょう。

リーダーシップ

これも案件の大小にもよりますが、リーダーとしてチームを纏める経験も20代のうちに身につけておきたいところです。あるいはリーダーを助ける意味で、技術的にチームを引っ張り、作業方針を打ち出せるようなポジションを確立したいものです。まずは、後輩を的確に指導したり、後からプロダクトに加わった内外のエンジニアをスムーズに業務へ着けるためのフォローをするような所から始めるとよいでしょう。頼まれなくても自分からフォローしにいく姿勢は、周りが認めてくれます。

いずれ数名のエンジニアを纏める立場となった時は、進捗、仕様の管理をはじめ、次のフェイズに移行した時にメンバーに待ち時間が発生しないように、先の作業の準備を進めておくような行動が求められます。最初の頃はどうしていいかわからず失敗するかもしれません。しかし、次のチャンスには失敗を糧として、モアベターな結果になるよう気をつけましょう。成長はモアベターでいいのです。20代の頃に「リーダー経験」「リードエンジニア経験」を意識し、小規模のプロジェクトであれば、プロジェクトリーダ、プロジェクトマネジメントまで経験を積めるようにしましょう。

コミュニケーション

これはITエンジニア職だけではなく、社会人としてのコミュニケーションを身に着けておく必要があります。小さな規模のプロダクトをフルスタックで任される事があるかもしれません。ディレクターやデザイナー、クライアントとのやりとりなど、コミュニケーションは必要です。

仮にあなたが20代で独立してフリーのエンジニアとして持ち帰り案件をやるにしても、電話やメールなどのコミュニケーションは必ず発生します。IT業界に限らずですが、技術者や職人と言うのは内向的な人が多いように感じます。

ある事業会社の会議室に貼ってあった張り紙の言葉に「会議ではひとつは発言する。発言が無いとそれは出席者では無く、傍観者である」と書いてありました。自分の技術力に自信が無い間は特に遠慮がちになってしまいますが、億劫にならず積極的になりましょう。

まとめ

これはどんな業種でもそうですが、新卒時代の時は、周りの先輩方が話す言葉の大半が理解できず、不安になることあります。意味がわからない言葉が出てきたらネットで調べる行動力を維持し、学生の頃にやっていた「宿題」をする感覚で、自分の時間を割いて勉強する姿勢が大事です。

学生時代の時「予習と復習をセットでしなさい」と言われませんでしたか?今はどんな情報でもインターネット上から見つけられる時代です。今日わからなかった事は帰宅してからでも良いので今日のうちに調べ、明日の準備をする癖をつけましょう。課題解決能力と言うのは、昇格・独立・転職、いずれの場合にも問われる事になります。

そして、企業が求めているスキルを兼ね揃えているITエンジニアの皆さんが新しい環境やプロダクトで力を発揮したい時は、ぜひTechClipsエージェントにご相談ください。私どもは、日本における未来で活躍し続けるITエンジニアを全力でサポート致します。