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米国のエンジニアなら30代で1000万円!?|年収とプログラミング言語の関係とは?

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一般的に、エンジニアは年収が高いと言われています。しかし、一口に「エンジニア」と言っても、どの領域(プログラミング言語)を選ぶかによって年収に大きな違いがあります。今回はエンジニアの年収とプログラミング言語の関係について解説していきます。

エンジニアの平均年収

平成29年に経済産業省から発表された「IT関連企業の給与等に関する実態調査結果」には、以下の様な記載があります。

  • IT関連産業において、国内外の人材獲得競争において強い競争力を持たない。
  • 優秀な人材の獲得に大きな影響を与える企業の給与制度等には課題がある。

つまり、昨今叫ばれている「IT人材不足」「職場環境」「給与制度」において、日本の企業は課題を抱えているということですね。

では、「給与水準」に着目した場合、日本のIT人材はビジネスマン全体と比べてどの程度の水準なのでしょうか。

<日本のIT人材の給与水準>

  • 20代平均:413万円
  • 30代平均:526万円
  • 40代平均:646万円
  • 50代平均:754万円

<日本のビジネスマンの給与水準>

  • 20代平均:346万円
  • 30代平均:452万円
  • 40代平均:528万円
  • 50代平均:645万円

 

上記から、ビジネスマン全体と比較するとIT人材は給与水準が高いといえるでしょう。では、次に米国のエンジニアの給与水準と比べてみましょう。

<米国のIT人材の給与水準>

  • 20代平均:1,023万円
  • 30代平均:1,238万円
  • 40代平均:1,159万円
  • 50代平均:1,041万円

 

米国労働者の平均年収は500万円程度といわれているので、エンジニアの収入、地位が高いことが伺えます。職業別の平均年収を見ても、エンジニアは医者などよりも高く、年収が高い職業としては1位というデータもあります。米国は給与が高い反面、雇用契約が不安定であるということも考慮する必要がありますが、日本のIT人材とは大きな給与差があるのが実態です。

なぜ日本のIT人材とこれほどまでに給与差があるのか?
その要因の一つは、日本の終身雇用に寄った雇用形態の側面があると思われます。つまり、「安定しているかわりに年収が低い」ということです。

もう一つは、政府の発表にあった通り、日本企業のエンジニアを取り巻く人事、採用、評価制度の課題もあるといえるでしょう。米国は日本に比べてプログラミングやアーキテクチャの「スキル重視の成果重視型」の給与配分といった傾向が強いといえます。(結果として米国は「30代をピークに年収が減少する」といった傾向もあります。)

もう一つ要因をあげるならば、エンジニアの地位の違いがあります。アメリカの多くのエンジニアは大学で情報系学部を卒業し、その後、大学院に進み、研究を重ねてから入社する「エリートの職業」といった色合いが強く、高年収の要因の一つになっています。

プログラミング言語別の平均年収

それでは、プログラミング言語と年収の関係を見ていきましょう。以下はビズリーチ社が発表したプログラミング言語別のオファー金額のデータです。

<2017年>

1位「Scala」(626万円)
2位「Python」(601万円)
3位「Kotlin」(577万円)
4位「Swift」(562万円)
4位「Ruby」(562万円)
6位「Java」(552万円)
7位「Perl」(551万円)
8位「C言語」(538万円)
9位「JavaScript」(536万円)
10位「PHP」(522万円)

※引用:https://jp.stanby.com/media/programming_ranking2017/

<2018年>

1位「Go」(600万)
2位「Scala」(600万)
3位「Python」(575万)
4位「Kotlin」(575万円)
5位「TypeScript」(575万円)
6位「R」(574万8000円)
7位「Ruby」(550万円)
8位「Swift」(550万円)
9位「Perl」(525万円)
10位「C」(525万円)

※引用:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html

これを見ていると、AIやビッグデータ時代を背景にScalaやPythonなどの価値が高そうです。ただ、求職数を見ると圧倒的に多いのは「PHP」「Java」「Ruby(on Rails)」となります。

本記事のテーマである「言語と年収」の観点でいえば、市場の需要に対し、供給が少ない言語が高年収につながりやすいといえると思います。

どの言語を選ぶべきか

「年収」を上げるためには、先に述べた様に需要に対し供給の少ない言語を習得すべきでしょう。ただし、自身のレベルや市場トレンドなども考慮して考えていく必要があります。TechClipsエージェントでは以下のようにオススメしています。

<プログラミング初心者の方にオススメの言語>

  • PHP
  • Java
  • Ruby on Rails

オススメの理由は「多くの企業で使われている」「上記の言語を理解しておくとその他の言語も習得しやすい」からです。まずは毎日プログラミングに触れ、その中で「プログラミング言語を書ける」レベルから「使いこなせる」レベルへ引き上げ、最終的には「サービスやアーキテクチャを設計できる」人材へとステップアップしていくと良いと思います。

<プログラミング上級者にオススメの言語>

上級者の方には「何を学びましょう」ということをお伝えする必要はないでしょう。ただ、今後のIT業界のトレンドをキーワードとしてお伝えしておきたいと思います。

  • IoT
  • フィンテック(ブロックチェーン)
  • ビッグデータ、AI
  • ロボティクス
  • セキュリティ

これらをふまえ、ご自身がどの様なキャリアを歩みたいかによって、学ぶべき言語は変わってくると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。プログラミング言語と年収には関係があります。そして、年収を上げるコツとしては「レア度」が重要といえます。希少性が高ければ、年収は必然的に上がります。

最後に、希少性を高めるためのステップをお伝えしましょう。

  • ある一定の分野でトップまで上り詰める。
  • 「深い理解のあるプログラミング言語を多数」「プログラミング力とマネジメント力」「プログラミング力と設計能力」など経験をクロスさせていく。

これらを念頭に置いて、日々の仕事に取り組んで頂きたいと思います。