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エンジニアの転職理由|成功するエンジニアに学ぶ適切な考え方と伝え方

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転職活動で「転職理由を企業にどう伝えればよいか」悩むエンジニアの方は多くいます。企業側が納得できるものでなければ、選考を突破することは難しいでしょう。そこで、今回は、キャリアコンサルタントを通じて見てきた、転職の失敗例や成功例をもとに、転職で成功する転職理由の考え方や伝え方について解説していきます。転職を考えているエンジニアの方は是非、ご一読ください。

よくある転職理由

キャリアコンサルタントの仕事を通じて、これまで多くのエンジニアの方とお会いしてきました。よくある転職理由には次のようなものがありました。

業務内容への不満

転職理由として多いもののひとつが「業務内容への不満」です。例えば、iosアプリを新しく作るプロジェクトに配属されたとします。1年目、2年目とアプリも順調に成長をしていきました。ただ、3年目から機能拡充の機会は減少し、swiftのバージョンアップしか業務がなくなってしまった方がいらっしゃいました。
別の方は、上司から下りてきた仕様書通りに制作を行うだけの方もいらっしゃいました。ある時、明らかに仕様が間違っており上司に進言しようとしたところ、何も聞かれずに却下されていたという方もいました。

スキルアップ

上記の「業務内容に不満」という部分とも重複する部分がありますが、「現状の業務では自分自身の成長やレベルアップが図れない」と考え、転職を考える方も多いです。特に、特定のフレームワークや対応だけになり、成長への不安を感じる方が多いようです。

年収アップ

転職理由のひとつとして、現状の年収に不満を持っている方も多くみられます。現状の年収では家族を養っていくことができない、結婚することができないということで転職をご希望される方もいらっしゃいます。
年収の高い、低いだけにとらわれてしまうのはよくないと考えています。仮に今の年収が低くても、長期雇用を狙って、年功給の形で昇給させていくケースもあります。こういった形態の企業には、安定した企業も多くあり、長期的視点で考えると合う人もいるでしょう。
年収が高い場合は、それだけの期待値があなたにあるということです。時にはハードワークをし続け、強いプレッシャーに身を置かなければならないケースもあります。一概に年収が高いから良いというのは違うと考えています。

職場環境とのミスマッチ

例えば、結婚や出産・育児、両親の健康の問題などから、今までの働き方ができなくなってしまった方もいるでしょう。また、自分が想定していた働き方と現実が大きく異なっていたというケースもあると思います。

人間関係

職場での人間関係の問題も転職検討理由のひとつでしょう。人と人ですから相性もあるでしょう。行いたかった業務に配属されたとしても、上司や同僚との人間関係が最悪だったということもあるでしょう。

会社の将来への不安

現代はVUCA(ブーカ)時代といわれています。「経済状況は複雑さを増しており、先行きは不透明であり、将来の予測が困難である時代」を指すものですが、企業においても個人においてもいえることです。
私が小学生、中学生の頃は、至る所にレンタルビデオ、レンタルDVD、レンタルCDショップがありました。しかし、現在ではそのようなショップは大幅に減少しています。音楽はダウンロードして携帯電話で聴くものに変わり、ビデオやDVDも家でストリーミング再生するものに変化しました。インターネットが急速に普及する中で、破壊的イノベーションが起きたともいえます。
では、あなたの企業が30年後も残っているという確証はありますか?現在は「企業の寿命が人間の寿命を下回った時代」ともいわれており、一人の人生において転職は何度か繰り返す必要が出てきているともいえます。そのような中、あなたは、どうやって生き抜いていくべきでしょうか?

エンジニアやビジネスマンが転職したいと思う根源は何なのか?

エンジニアの転職理由には様々なものがありますが、その根源となるものはなんでしょうか?それは、「エンジニアとしての理想と現実のギャップがあるから」だと考えています。
エンジニアの方の中には「理想なんて考えたことない」という方もいると思います。しかし、漠然としていても、理想というものはあるといえます。これがあなたを「転職したい!」と思わせる理由なのです。

エンジニアの転職理由の適切な考え方

エンジニアの転職理由の根っこが「理想と現実のギャップ」だとすると、転職とは、その理想に向かうために取るひとつの手段と定義できます。
従って、転職を考える際には、「向かうべき理想像」を明確にすることが重要です。そして、「向かうべき理想像」を明確にするためには、3つ要素を考える必要があります。

自分の意志や希望(will)

自分自身の人生ですから、しっかり意志や希望を持つべきです。「お金持ちになりたい」「家族と長い時間過ごしたい」「世界的なCTOになりたい」「日本を代表するサービスに携わりたい」など、色々あるでしょう。
もし、明確に出ない場合は、絶対にやりたくない、なりたくない状態を書き出して見ても良いと思います。また、自分が何に幸福を感じるのかを知るためにはライフラインチャートという方法もあります。簡単ですので、是非試してみてください。

自分にそのスキルがあるか(can)

次に、自分の意志や希望を達成するスキル、能力、特性を持っているか?を考えていくと良いでしょう。もちろん、目標達成するために努力は厭わない姿勢も大事です。
しかし、現実として「人生という時間との勝負の中」で難しいこともあります。筆者は40歳で、高校まで野球をやっていました。しかし、今見るのはもっぱら海外サッカーで、サッカー選手の格好の良さに憧れています。しかし、今からサッカー経験のない私は彼らと一緒にプレーするために、プロサッカー選手になることは難しいと誰しもがわかると思います。目標に向かって始めてみたが、全く到達できなかったということでは経済的にも危うい状態を招きかねません。自分自身のスキルや特徴を見極めることも重要です。

社会からのニーズがあるか?(need)

社会からのニーズが少なければ、あなたが経済的に向上することは少ないでしょう。逆に社会から高いニーズがあり、あなたしか持っていない能力があれば、きっと経済的にも社会的な地位的にも非常に高いものになると考えられます。
自分の夢を優先するがあまり経済的に困窮してしまっている人たちをよく見かけます。それでも良いと強い意志を持って戦うのであれば止めません。しかし、経済的に困窮している時ほど、社会的に認められてない時ほど辛いものはありません。

エンジニアの転職理由の適切な伝え方

自分の理想や方向性が見えてきたら、伝え方も深掘りすることをおすすめします。上記であげたwill、can、needがしっかり落とし込めていれば、悩むことは少ないと思います。
「自分の目標や達成したいことは〇〇(will)であり、それを達成するために必要なスキルが〇〇(can)であり、御社でチャレンジしたい」と伝えるだけです。その際、自身がこれまで発揮してきたリーダーシップやコミュニケーション力などを事例を交えて伝えれば尚良いでしょう。
採用企業側はスキルや経験ももちろん見ます。しかし、それ以上にそもそもなぜこの領域にチャレンジしたいのか、なぜ自社なのか、といった方向性のマッチ度を見ます。
ですから、自分のキャリアの方向性をしっかり考え、ポジティブに現実と理想のギャップを埋めに行く必要があるのです。

まとめ

今回は、転職理由の考え方や伝え方について関して解説しました。キャリアコンサルタントは常に採用企業などから市場環境などの情報を仕入れ、「どうしたら求職者が幸福なキャリアを描けるか?」を考えています。「自分自身は何が理想なのかもわからない」という方は、是非、キャリアコンサルタントに一度相談してみてください。

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