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あなたのキャリア、そのコンサルタントに任せて大丈夫?ITエンジニアの正しいキャリアの作り方

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転職エージェントをしていると、半年〜1年以内での再転職を希望される方から相談を受けることがよくあります。話を聞いてみると「前回の転職は失敗だった」という方も多くいます。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?今回は、ITエンジニア市場の問題点と、ITエンジニアの正しいキャリアの作り方について考察していきます。

転職エージェント業をしていて感じる問題点

転職エージェントを行なっていて、問題に感じることがあります。例えば以下のような点です。

半年〜1年以内での再転職を希望する求職者の方が多い

短期間での再転職希望に関しては、様々な理由があると思います。一番憂慮すべことは「エージェントから聞いていた話と違う!」「面接で企業から聞いていた話と違う!」という方が多いことです。

以下の図1は、転職に失敗したという人に対するアンケート結果ですが、約50%の人がギャップを感じている結果となっています。中には安易に「年収だけを追求した結果、自分には合わない環境だった」ということもあるでしょう。

図1

 

転職に失敗したと感じる求職者が25%もいるという事実

以下の図2は、直近の転職の満足度に関するアンケート結果です。これによると、約25%の方が「転職に失敗した」と感じており、成功したという方は約16%しかいません。

図2

 

このような原因はなぜ発生するのでしょうか?原因は2つあると考えています。

(1)転職エージェントの紹介手数料というビジネスモデル
(2)業界やエンジニアのキャリア自体を理解していないキャリアコンサルタント

では、上記の内容を一つずつ紐解いていきましょう。

転職エージェントの紹介手数料というビジネスモデル

転職エージェント業界の代表的なビジネスモデルを2つ紹介し、そのうえで、紹介手数料モデルの問題点を考えてみます。

紹介手数料モデル

転職エージェントは、転職者の想定年収の25%〜45%の範囲内で「成功報酬」という形で企業からコンサルティング費用を頂きます。これは、海外でもあるビジネスモデルであり、日本固有のものではありません。

掲載手数料モデル

転職サイトやダイレクトリクルーティングのようなサービスは、掲載手数料という形で費用を頂きます。昨今、キャリアコンサルタントを生業にしている方も現れていますが、ビジネスモデルとしての確立は難しく、年収として300〜400万円と決して高くはなく、企業として成り立たせるのは、至難の技といえるでしょう。

転職市場の全体の売上高を考えると、転職サイト市場は約1兆円、転職エージェントは3000億円です。求職者ひとりあたりの転職に対するフィーで考えていけば、転職エージェントのビジネスモデル、つまり成果報酬が悪いというだけで、転職が失敗しているとはいえません。求職者自身が転職サイトで選んだ際にも問題は起きているのです。

紹介手数料モデルの問題点

当然ですが、転職エージェント企業は、担当した求職者の就職が決定しないと収益が上がりません。これにより、「無理やりにでも転職させよう!」「入れられる会社に転職させよう!」とするわけです。求職者にとっては、採用されることは良いことでもあるので、上記の行動を完全否定することはできません。ただ、明らかに「キャリアを落とすマッチング」がされているケースも散見されます。

上記のような問題をふまえ、TechClipsエージェントが考える正しい転職支援とは、「転職者のキャリアと、採用企業側の成長を考え、キャリアコンサルタントは誇りを持って、しっかりと求職者の道しるべを行う」ことだと考えています。

エンジニア市場の全体図

次にエンジニア市場の全体を見渡してみましょう。雇用されている正社員、契約社員だけでみると、以下の図の様に「サービスを持つ事業会社」、「大型SIer」、「受託開発会社」、「コンサルティング(外資)」、「小型SIerや派遣型エンジニア企業(SES)」等にカテゴライズできます。

 

各業界の特徴

では、続いて、各カテゴリの特徴をみていきましょう。

サービスを持つ事業会社

<良い面>
・自社サービスを展開しているため、計画的に作業を行うことができ、労働環境が整っている。
・ビジネスとしてレバレッジが効いているため、一人当たりの売上も高く、給与に反映される。
・制作だけでなく、UI、UX、設計、企画など思考性を伴う業務が多く、優秀な人材が多い。
<悪い面>
・入社までは狭き門。中途採用の場合、技術力や経験が少ないと入社は難しい。

大型SIerや受託開発会社

<良い面>
・クライアントの大型開発案件を行うことができる。
・企業によってR&Dなども積極的に行なっており、技術的にレベルが高いケースも多い。
・様々な開発案件に携わることができる。モダンな開発環境、言語などを準備している傾向が高い。
<悪い面>
・入社ハードルはそれなりにあるが、事業会社ほどの難易度ではない。
・クライアント都合、ビジネスモデル上、労働時間が長くなる。
・一人当たりの売上が決まっているため、給与の伸びに限界がある。
・単純な受託業務を行う企業だと過酷な労働環境の場合もある。

小型SIerや派遣型エンジニア企業(SES)

<良い面>
・未経験でも就職できる可能性がある。まず技術を習得したい場合は良いケースもある。
<悪い面>
・単身で客先に常駐する可能性もある。
・技術のキャッチアップ、勤務企業は案件次第であるため、望みどおりになるかは神頼みに近い。
・派遣されなければ収入は減少するため、安定した環境とは言い難い。
我々は、エンジニアという職業は「ビジネスにレバレッジをかける職業」「収益逓増ができる職業」だと考えます。もちろん、その方向が一般ユーザーに向くケースもあれば、対企業に対して向くケースもあるでしょう。ここからはご本人の趣味趣向です。ただ、転職時に第一に考えて頂きたいのが「スキルアップをできる環境にあるのか?」ということです。

正しい転職活動の仕方

企業の選び方で私たちが考えるのは「スキルアップできる環境であるか?」「エンジニアとして未来が開ける環境にあるのか?」ということです。

この考え方でいえば、先程の図の左側にプロットされている企業に身を置くべきだと思います。左側にプロットされている企業から右側に位置する派遣会社へ転職することはエンジニアの将来を狭める原因になるので、避けるべきです。新卒時にも「プログラミングができれば良いから」ということで、なんとなく派遣型エンジニアの企業に入ってしまうというケースも散見されます。派遣型エンジニア企業が悪いということではなく、悪どくビジネスを行なっている企業もあるため、「期間を決めて、プログラムに慣れるため!」としっかりと決めた上で就業する分には問題はないと考えます。しかし、そこにズルズルと長い期間いることは善ではないと私は考えます。

正しい転職は、正しいキャリアコンサルタント選びから

私たちTechClipsエージェントは「エンジニアに最高の職業体験を提供したい」と考えています。また、「転職のお手伝いをさせていただいたエンジニアの中から、世界的なサービスを生み出したり、携わる方が生まれてほしい」と思いながら日々業務を行なっています。

キャリアに悩む方、今のキャリアコンサルタントが不安な方、漠然と将来に悩む方、ぜひ一度弊社にご来社頂き、弊社のキャリアコンサルタントとお話をしていただければと思います。弊社のキャリアコンサルタントもみなさんと同じエンジニアです。みなさんと同じ目線でお話をさせて頂けると思います。