JavaScriptとは、ブラウザ上で動作する動的なWebサイトの開発に用いられるプログラミング言語です。以下はプログラミング言語のトレンドの参考としてよく利用されるTIOBE Software社の集計データ(2019年9月時点)ですが、この人気言語ランキングにおいて、JavaScriptは7位と上位につけています。
プログラミング言語ランキング
※出典:TIOBE Software社 2019年9月データより
JavaScriptの勉強方法は、大きくわけると独学かスクールかに分けることができます。まずは独学から、メリットや具体的にどのような勉強法があるかみていきましょう。
独学のメリットは費用面が安く済むという点ですが、初学者の場合はわからない問題にぶつかった際に解決に時間がかかってしまい、挫折してしまう可能性があるというデメリットもあります。
他言語も扱えて、プログラミングのスキル習得に慣れている方の場合は、Webで情報を探しながら身につけていくことも可能ですが、初学者の場合は書籍やWeb学習サービスを活用してみることをおすすめします。
まずは書籍についてのおすすめをいくつかご紹介します。
ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩
タイトルの通り、ノンプログラマの人が一からJavaScriptを学習することをイメージした書籍です。ノンプログラマでも理解しやすいように、基本的なところから丁寧に解説してくれていますが、完全にプログラミングがはじめての方には戸惑う部分も出てくると思います。したがって、事前にHTMLやCSSは理解したうえで学習するのをおすすめします。
Webサイト制作者のための JavaScript入門講座
書籍タイトルに「入門」とありますが、どちらかといえば、実践型の書籍です。JavaScriptの基本的な学習を終えている人向けといえるでしょう。サンプルを見ながら実際にWebサイトを作っていく形なので、HTMLやCSSを一通り理解している必要もあります。
つづいて、独学に活用できるWeb学習サービスを2つご紹介します。
ドットインストール
初心者向けのWeb学習サービスとして有名なドットインストール。短尺動画で細かく受講を進められる点は初学者にとってとても使いやすいポイントだと思います。実際にモノを作りながら解説してくれるので、実際にどう開発作業を進めればよいのかイメージがつきやすく、おすすめです。最初にざっと流し見するだけでも、その後の書籍等での学習がしやすくなると思います。
Progate
開発環境を準備せずにプログラミングが学べるサービスです。初学者にとってはそもそも開発環境を用意すること自体、ハードルが高いと思います。その点、開発環境を用意しなくても学習できる点は非常に大きなメリットだと思います。また、PCのほうが学習しやすいとは思いますが、スマホでも学習することができ、移動時間や休憩時間などの隙間時間を学習に利用できるのも嬉しいポイントです。
独学の場合は、上記した通り、学習の中でつまずいた時に自力で解決しなければならないという問題がありました。他に言語を習得していて、既にプログラミング言語習得の流れがわかっている方は独学でもよいと思います。しかし、プログラミングがまるっきり初めてという方や、忙しすぎてペースメーカーがほしいといった方は、スクールを利用するのも手だと思います。それでは、ここではおすすめのスクールを2つご紹介したいと思います。
TECH::CAMPはオリジナルサービス開発をゴールに、Webサービス開発、AI(人工知能)、Webデザインなどのスキルを学習できるスクールサービスです。パーソナルメンターがついていて、絶対に挫折させないよう学習計画からサポートしてくれます。通学の形で勉強するのが好きな人におすすめのプログラミングスクールです。
オンライン完結型のプログラミングスクールです。自宅で学習できるので、忙しい人にとっては学習しやすいサービスです。オンライン学習というと、モチベーションを維持できるか不安な方もいると思いますが、現役のプロがメンターとしてついてくれる点は安心材料です。無料体験もやっていたりするので、オンラインで本当に大丈夫?と不安な方は一度試してみるとよいと思います。
今回はJavaScriptに興味がある方や、過去に勉強してみたもののうまくいかなかったという方に向けてJavaScriptの勉強法について解説しました。プログラミング習得は何よりも実際に手を動かすことが大切ですので、興味を持ったら早いうちに一度チャレンジしてみましょう。