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データベースエンジニアの将来性とキャリアパスの描き方

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高度情報化社会において、データの重要性がますます高まっています。また、それと同時に役割の重要性が高まっているのが「データベースエンジニア」です。彼らはデータベースの設計や開発、運用保守を行う技術者です。 今回はデータベースエンジニアの将来性とキャリアパスについて解説していきたいと思います。

データベースエンジニアの重要性が高まる理由

将来、データベースエンジニアは、ますます重要な役割となり、ニーズは高まるでしょう。その要因としては大きく2つのトレンドがあると考えられます。

要因①:企業のセキュリティ意識の高まり

ITが普及した現在、企業における最大の懸念材料の一つにサイバーセキュリティ問題があります。外部からの不正侵入により、個人情報や機密情報が外部へ持ち出された場合、企業は多大な損害を被る可能性があるからです。

ハッカーは自身のハッキングスキルを見せつけたいがために不正侵入を行うケースもありますが、多くは不正に持出した情報を転売したり、その情報で企業を脅迫して利益を得ようとします。そして、ハッキングの手口は日々、巧妙化し続けています。

ファイアウォールを設置し、ネットワーク監視するだけでは、万全な対策といえないでしょう。ネットワーク層以外の層も含めた多層防御にも注目が集まっていますが、何より、最後の砦ともいえるデータベースのセキュリティを高める必要があります。その意味でデータベースエンジニアの役割は重要になるといえます。

要因②:データ駆動型社会の到来

AIやIoTの時代になり、あらゆるモノがインターネットにつながる時代が到来しようとしています。モノのデジタル化、ネットワーク化が進み、膨大なデータが蓄積され、AIの進化で自律制御が進展する。そんな世の中が目の前に来ています。このような社会はデータ駆動型社会と呼ばれていますが、まさにデータを中心とした社会とも言い換えられるでしょう。

今後、見たことの無いようなサービスが次々と登場することでしょう。データの取り方、保管の仕方など、従来と同じやり方では持続安定的なサービス運営は難しいかもしれません。そのような意味で、データベースエンジニアに対する期待はますます高まるものと思われます。

データベースの知識だけでは活躍できない時代に

ここで1点補足しておきたいことがあります。それは、これからのデータベースエンジニアは、データベースの知識やスキルだけでは活躍の場が限られるということです。クラウドが急速に進展し、ネットワークやアプリケーションなど、周辺領域との距離感が大きく変わってきています。これに伴い、データベースエンジニアも周辺領域の知識やスキルを備えていく必要があるでしょう。

データベースエンジニアのキャリアパスの描き方

では、データベースエンジニアは今後どのようなキャリアパスを描けばよいのでしょうか?

キャリアパスの選択肢のひとつは、スペシャリストとしてデータベースエンジニアを続けるというものです。しかし、上述したとおり、データベースだけの知識では今後活躍の場が限定されてしまいます。そこで、キャリアパスのもう一つの選択肢として、周辺領域の知識やスキルを身につけるというのも選択肢の一つだと思います。

周辺領域の垣根を乗り越え、例えばクラウドの知識を身に着けるなど、周辺知識やスキルを高めていくことで、「データベースエンジニア」ではなく、「データベースに強いインフラエンジニア」になっていく、というのも選択肢の一つだといえます。

データベースエンジニアの仕事内容については以前、記事にまとめていますので、一度棚卸しがしたい方は参考にしてみてください。


「データベースエンジニアの仕事内容|気になる年収は?」

その他、データベースエンジニアの経験を活かしたキャリアパスとしては以下のようなものがあります。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは顧客のビジネス目標の達成に向けた改善や技術提案を行う職種であり、データベースエンジニアのキャリアパスの一つといえるでしょう。

ビジネス目標の達成において「データ」の重要性は増しており、「データベースをどう構築するか?」「どういうデータを集めるのか?」「データをどう活用していくのか?」といった議論と切り離せなくなっています。新規事業でも既存事業のテコ入れでも同様にデータベースに関する議論は重要な論点になるのです。

従って、データベースエンジニアとして培った経験は、ITコンサルタントとして活かすことができるといえます。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の進行管理や品質、予算などの管理を行い、プロジェクトを成功に導くことが仕事です。データベースエンジニアとしていくつかプロジェクトをこなした経験があれば、応用できる部分も多いのがプロジェクトマネージャーです。

セールスエンジニア

世の中には様々な情報セキュリティ商材があります。

多くの場合、単に導入すれば良いというわけではなく、顧客の環境に合わせたカスタマイズが必要なケースもみられます。いわゆる営業とは違い、顧客の導入のサポートやカスタマイズの窓口として、正しく顧客のニーズやシステム設計を把握し、導入できる人材が必要になってきます。

セキュリティエンジニア、コンサルタント

セキュリティエンジニアは自社のセキュリティを行うエンジニアという意味だけではなく、セキュリティサービスを構築するエンジニアも存在します。イメージとしては、今までのデータベースエンジニアの経験の中でセキュリティ部分に更に焦点を絞り込むイメージになります。

まとめ

今回はデータベースエンジニアの将来性やキャリアパスについて解説しました。セキュリティ意識の高まりやAI、IoT時代の到来を背景に今後、データベースエンジニアのニーズは高まると考えられます。

 

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