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プログラミング言語と年収|どの言語を学ぶべきか

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エンジニアの中には、プログラミング言語の年収が気になる方も多いと思います。そこで今回は、プログラミング言語別の年収ランキングをはじめ、どの言語を学ぶべきかについて考察します。プログラミング初学者や、どの言語を学ぶべきか悩んでいるエンジニアの方は、是非、ご一読ください。

プログラミング言語と年収の関係

プログラミング言語と年収にはどのような関係があるのでしょうか?まずは、プログラミング言語別の年収ランキングをみてみましょう。

言語別年収ランキング

以下はビズリーチ社が2018年に発表したプログラミング言語別のオファー金額です。

 

出典:プログラミング言語別年収中央値を発表、求人検索エンジン「スタンバイ」調べ

 

1位:Go言語

Go言語はGoogleが開発したプログラミング言語として有名です。登場は2009年と比較的新しく、Go、あるいはGolangとも呼ばれます。言語自体に並列処置の機能が備わっており、文法がシンプルといった特徴があります。Dockerに採用された言語としても注目を集めています。

2位:Scala

オブジェクト指向と関数型言語を統合した言語で、Java言語との互換性が高い特徴があります。TwitterやLinkedInに採用されたプログラミング言語としても知られています。2017年のランキング1位から順位をひとつ落としたものの、今後も注目度は高いでしょう。

3位:Python

Pythonの登場は1990年頃で、人気に火がついたのは2000年頃です。バージョン2になり、ガベージコレクションをはじめとした機能強化が功を奏したといえます。また、機械学習用のフレームワークが豊富で、昨今のAIブームが人気を後押ししたともいえます。

 

<Pythonに関連する記事>

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プログラミング言語の需要と供給

上記の言語別ランキングを見ると、市場の需要に対し、供給が少ない言語が高年収につながりやすいといえます。では、ITの本場アメリカでは、日本と比べてどのような傾向があるのでしょうか。

日本とアメリカの比較

下記は、先程のビズリーチ社のデータと、PayScale社のデータを活用して弊社で作図したものです。アメリカも、日本と同様にGo、Scalaが頭一つ抜けて年収が高い状況です。全体的に、日本とアメリカで似たような順になっているのは、大手のIT企業の多くがアメリカ本社であることも考えられるでしょう。

 

※Kotlin、TypeScriptはPayScale社データになかったためグラフ上では割愛。

※PayScale社データはスキルレベル別の中央値を平均して算出。

※通貨は1ドル111円で換算。

どのプログラミング言語を学ぶべきか

これから学習するプログラミング言語をどのように選ぶべきでしょうか。大きなポイントとしては、以下があげられます。

 

  • 業界トレンドとの親和性
  • 需要と供給
  • 学習しやすさ、応用のしやすさ

それでは、ひとつずつみていきましょう。

業界トレンドとの親和性

以下は、TIOBE Software社のTIOBE Programming Communityインデックスデータ(2019年4月)です。グーグル、ビング、ヤフー、ウィキペディア、アマゾンなどの検索結果から、言語のトレンドを抽出しており、業界トレンドやプログラミング言語の人気指標として参考になります。

IT業界は技術の変化が激しいので、身につけた技術がどこかで枯れるということはありえることですが、下降トレンドのものは注意が必要です。

 

※出典:TIOBE Software社 TIOBE Index

プログラミング言語の需要と供給

いくら新しいプログラミング言語でも、実際に採用している企業が少なければ、仕事に就くハードルは高まります。その言語を扱える人が少ないことは、給与の高さにもつながりますが、仕事に就くということもふまえると、需要と供給の状況には注意が必要です。

学習のしやすさ、応用のしやすさ

学習者のレベルによって変わってきますが、学習のしやすさや応用のしやすさも言語選びのひとつのポイントです。

プログラミング初心者が言語を選ぶ時の注意点

プログラミング初心者が言語を選ぶ際に注意すべき点について書きたいと思います。

年収の高さだけで選ばない

学ぶプログラミング言語を、年収の高さだけで選ぶのは少し危険です。年収が高い言語は、需要に対して、その言語を扱えるエンジニアが少ない傾向があります。しかし、それ以外に学習に役立つ情報が少なかったり、求められるレベルが高いケースもあります。年収アップのショートカットをしたつもりが、逆に遠回りになってしまう危険があります。

まずは基本を身につける

今は、フレームワークが豊富にあります。おかげで、昔に比べれば、プログラミングのコードを書く手間は大幅に軽減されました。しかし、基本を理解したうえでフレームワークを使うのと、基本を理解せず使うのとでは、スキルアップにおいて大きな違いがあります。

メディアで露出の多いフレームワークは確かに素晴らしいものもありますが、初学者にとって、学習の入り口として最適かというと、決してそういうことではないと思います。

会社の規模やプロダクトのフェーズに注意する

プログラミングのスキルアップには、良い環境で働くことが重要です。読者の中には、自社開発エンジニアを目指して、転職を考えている人も多いと思います。その際は、会社の規模やプロダクトのフェーズに注意が必要です。コードをたくさん書こうと意気込んで入社しても、既に運用フェーズであれば、あまりコードを書かない可能性もあります。また、小さな会社で、次々と新しい開発が行われるケースでいえば、コードを書く機会も多く、プログラミングのスキル向上につながるでしょう。しかし、ハードワークになり過ぎて体調を崩してしまう危険もあります。キャリアを考える際は、多面的に考える必要があるでしょう。
キャリアプランや転職を検討する際は、キャリアコンサルタントに相談してみると良いと思います。言語を含め、スキルのトレンドや、そのスキルを身につけるのに最適な会社がどこなのかといった、アドバイスがもらえると思います。

参考:プログラミング初心者が効率的に学ぶ方法

プログラミング初心者の方にとっては、言語選びと同様、学習方法も重要です。初心者が効率的に学ぶ方法について、以下の記事も是非参考にしてみてください。

まとめ

今回は、プログラミング言語と年収の関係について解説しました。需要と供給の観点から、言語と年収には関係があると考えられます。今後、身につける言語を選ぶ際には、大きなトレンドを参考にしつつ、基本からしっかりと身につけることが大切です。また、スキルアップにおいて、働く環境が重要です。将来のキャリアや転職を検討する際は、その道のプロであるキャリアコンサルタントを活用してみましょう。

 

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