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フルスタックエンジニアに興味がありながらも、必要な知識や技術、目指す上で心得ておくべきことがわからず、足踏みしている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、フルスタックエンジニアの概要、フルスタックエンジニアに欠かせない知識・技術についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

フルスタックエンジニアとは?

フルスタックエンジニアとは、さまざまなIT分野に精通し、ソフトウェア開発における複数の領域をひとりで担当できるマルチなエンジニアのことです。とくにフロントエンド(ユーザーインターフェース)やバックエンド(サーバーサイド)、インフラの開発ができるエンジニアを指します。

そんなフルスタックエンジニアには、以下のような知識・技術が求められます。

フルスタックエンジニアは、システム全体を概観する視点を持ち、特定の技術領域だけでなく複数の技術スタックを横断的に理解し活用する人材です。そのため、スタートアップや中小企業など、多岐にわたる技術タスクをひとりでこなさなければならない状況でとくに価値を発揮します。

フルスタックエンジニアになることは難しいか?

フルスタックエンジニアになる難易度は、個人の経験や学習意欲、利用できるリソースなどによって変わってきます。そのため、以下の点を踏まえて自分自身の難易度を確認してみましょう。

幅広い知識が必要

フルスタックエンジニアになるには、フロントエンドからバックエンドまでのさまざまな知識・技術を理解する必要があります。仮に備えている知識・技術が少ない場合はスキルアップに時間を割き、フルスタックエンジニアになるための努力をすることが欠かせません。そのため、知識・技術面に自信がない場合、難易度は高めといえるでしょう。

専門分野とのバランス

フルスタックエンジニアは、一部の領域に深い知識を持ちつつ、ほかの領域では基本的な知識や経験を持つというバランスをとるのが一般的です。そのため、幅広い知識を習得しながらも自分の専門分野を作り、フルスタックエンジニアとしての自らの価値を高める必要があります。
今現在自らの核となる分野がない場合は、専門分野を明確にすることから始める必要があるため、難易度が低いとはいえないでしょう。

継続的な学習

IT技術は常に進化しているため、フルスタックエンジニアを目指す上で、そしてフルスタックエンジニアになってからも最新の技術やツールを学び続ける必要があります。
そのため、継続的な学習が苦手な方にとっては、フルスタックエンジニアになる難易度は高いといえるかもしれません。

実践経験

フルスタックエンジニアを目指すには、単に技術を学ぶだけでなく、実際にプロジェクトを通じて経験を積むことが重要です。経験を積むことで知識・技術がより一層深まり、フルスタックエンジニアの資質が開花する可能性があります。
この点から、ITエンジニアとして実務経験を積むことには、フルスタックエンジニアになる難易度を下げる効果があるといえるでしょう。

リソースと環境

質の高い教材やコースで学習できる環境がある、またはメンターにアクセスできる場合、効率的な学習ができます。上述のとおり、フルスタックエンジニアになるには、フロントエンドからバックエンドまでのさまざまな知識・技術の習得が必須なため、学習に使えるリソース・環境が整っている場合は目指しやすくなるでしょう。

個人の学習スタイルとモチベーション

自分に合わないスタイルで学習したり低いモチベーションでいたりすると、スキルアップにつながらず、理想の自分に近づけなくなってしまいます。
これは言い換えれば、自分の学習スタイルを理解し、目標を設定して高いモチベーションのもとスキルアップを図れる場合は、理想の自分になりやすいということです。フルスタックエンジニアを目指す場合も同様のことがいえるため、この点をクリアしている場合は難易度は低いといえるでしょう。

総じて、フルスタックエンジニアになるためには幅広い知識・技術を習得し、実際のプロジェクトでの経験を積む必要があります。「難易度が高い」と感じるかもしれませんが、継続的な努力と正しいリソースを活用すれば、多くの人がこのキャリアパスを追求できるでしょう。

どのようにしてフルスタックエンジニアを目指すか?

フルスタックエンジニアになるためには、多岐にわたる技術領域の知識とスキルを習得し、それを実際のプロジェクトで活用する経験を積む必要があります。以下は、フルスタックエンジニアになるためのステップバイステップのガイドです。

基礎知識の習得

フルスタックエンジニアには、Webの基礎知識やプログラミングの知識・技術が必須です。
Webの基礎知識とは、HTMLやCSS、HTTP、ウェブサーバーとブラウザの動作などです。一方でプログラミングの知識・技術には、 JavaやPython、JavaScript、Rubyなどの言語が挙げられます。いずれも独学する、またはスクールに通うなどして理解を深めましょう。

フロントエンドの技術を学ぶ

フルスタックエンジニアには、フロントエンドの技術も欠かせません。
たとえば、現代のWeb開発において中心的な役割を果たす「JavaScript」の技術を習得するのがおすすめです。書籍やサイトで概要を学び、書き方の練習をして、成果物を作成してみましょう。

このほか、ReactやVue.js、Angularなどのフロントエンドのフレームワークについて学んだり、WebpackやNPMなどの開発ツールを習得したりするのも効果的です。

バックエンドの技術を学ぶ

フロントエンドの技術とあわせて、バックエンドの技術についても学びましょう。
具体的には、Node.js(JavaScript)やRuby on Rails(Ruby)、Django(Python)など、好きな言語・フレームワークを選んで学びます。RDBMS(例:PostgreSQL、MySQL)やNoSQL(例:MongoDB)などのデータベースについて理解を深めることも重要です。フロントエンドの技術を学ぶ際と同様に、書籍やサイトを上手に活用しましょう。

フルスタックプロジェクトの実装

フルスタックエンジニアを目指すには、個人でもよいので小さなプロジェクトで実装体験を積むことも大切です。フロントエンドとバックエンドの連携を体験することで、具体的にどのような業務を行うのか身をもって知ることができ、今の自分にどの知識・技術が必要なのかを明確化して、さらなるスキルアップを図れます。

バージョン管理と協力

コードのバージョン管理を行うには、Gitを学ぶことが欠かせません。また、GitHubやGitLabについて理解を深めておけば、ソースコードを共有する際やチームで協力する際に役立ちます。
フルスタックプロジェクトはひとりで黙々と作業するのではなく、チームの一員として作業する職種なので、上述したような基礎知識だけでなく+αの知識も習得しておきましょう。

デプロイとインフラ

フルスタックエンジニアは、HerokuやAWS、DigitalOceanなどのクラウドサービスを利用して、アプリケーションを実際に公開します。そのため、クラウドサービスに関する知識・技術も身につけておくとよいでしょう。あわせて、DockerやKubernetesのようなコンテナ技術にも触れると、フルスタックエンジニアとしての価値を発揮しやすくなります。

継続的な学習

IT技術は進化し続けるため、新しい技術やツール、ベストプラクティスを常に学び続けることが大切です。フルスタックエンジニアにもその姿勢が求められるため、目指す際はもちろん、なった後も継続的な学習を心がけるようにしましょう。

実際のプロジェクトでの経験

フルスタックエンジニアになるには、学んだ知識を実際のプロジェクトに適用する経験を積むことも大切です。この際、フィードバックを受け取ることで、さらなるスキルアップを図れます。

コミュニティとの関わり

オンラインのフォーラムや地域の技術イベント・ミートアップに参加することも、フルスタックエンジニアを目指す上で有効です。備えた知識・技術をブラッシュアップできると同時に、ほかの開発者とのネットワークを築くことができます。

上述したプロセスを通じて継続的に学び、実践的な経験を積むことが、フルスタックエンジニアとしてのスキルを高める鍵となります。

まとめ

フルスタックエンジニアとは、ソフトウェア開発における複数の領域を担当するマルチなエンジニアです。フロントエンドとバックエンドの両方に対応するのが一般的なため、Webの基礎知識をはじめ、プログラミングやフレームワークの知識・技術を習得する必要があります。また、日々変化するIT技術に対応するため、継続的に学習する姿勢を持ち続けることも欠かせません。
さまざまな領域に携わるからこそ、求められる知識・技術は比較的高いため、フルスタックエンジニアを目指す場合は今回ご紹介したポイントを押さえてスキルアップを図りましょう。

なお、私どもTechClipsエージェントは、 ITエンジニアやITコンサルタントを目指す皆さまのキャリアプランの相談をはじめとした、 無料の転職支援サービスです。人生の目標やキャリアの方向性を整理し、一緒に考えていく作業に多くの時間を割いています。
もしひとりで自分自身のキャリアに悩んでいるのであれば、この機会にぜひご相談ください。

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