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BIエンジニア

投稿日: 2025/06/30

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「BIエンジニア」という職種を見聞きしたことはあっても、具体的にどのような役割を担っているのか、どういう業務を行うのか、どのようなキャリア形成ができるのかご存じない方も多いでしょう。

そこで今回は、BIエンジニアにフォーカスし、特徴や役割、主な業務内容、求められるスキルなどについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。

BIエンジニアとは

BIエンジニアとは、企業の意思決定に直結するBIシステムの設計・構築・運用を担うIT専門家です。

BI(Business Intelligence:ビジネスインテリジェンス)とは、企業が保有する多種多様なデータを集めて分析し、レポート・ダッシュボードなどを通して視覚化して、経営・業務判断を支援する手法全体を指します。

近年、競争力維持のためにデータドリブンな経営に取り組む企業が増えており、それに伴ってBIツールの導入も増加しています。こうした背景から、BIエンジニアの需要も増しているのが現状です。

BIエンジニアの定義・役割

BIエンジニアは、SQLやPythonなどの技術を駆使し、BIツールの基本設計や開発、操作、データクレンジング・整形、データの加工・分析などを実施します。データ基盤から可視化まで、一貫した仕組みを作るのが主な役割です。

BIエンジニアはデータサイエンティストと混合されることがありますが、明確な違いがあります。

BIエンジニアは、BIシステムを活用してビジネスに関連するデータを集めて分析し、ダッシュボードやレポートにして可視化します。これにより、経営・業務判断の意思決定をサポートします。
一方で、データサイエンティストは機械学習アルゴリズムをはじめとする高度なデータ分析スキルを活用して、ビッグデータから予測モデルや洞察を提供するのが主な役割です。

BIエンジニアとデータサイエンティストは、ともにデータ分析を通してビジネス上の意思決定を支援する職種ですが、その役割は異なります。

このほか、BIエンジニアと関連職種には以下のような違いがあります。

BIエンジニア

BIエンジニアの主な業務内容

BIエンジニアの業務内容には、主に以下の6つが挙げられます。

BIエンジニア

BIエンジニアに求められる主なスキル

BIエンジニアには、以下のようなスキルが求められます。

データベースに関する知識

大量のデータを扱い分析するBIエンジニアには、データベースに関する知識が必要不可欠です。たとえば、データベース言語「SQL」を扱えるようになると、データの整形や集計、統合などを行えるようになるため、業務領域が広がりやすくなります。

BIツールの操作技術

Power BIやTableau、LookerなどのBIツールを操作するスキルも必要です。ダッシュボードやレポートとしてデータを視覚的にわかりやすく表現するためには、欠かせないスキルといえます。

データを分析するスキル

BIエンジニアには、統計学の知識やデータ分析の手法も求められます。具体的には、データから意味のあるインサイトを読み取り、意思決定に活用できる情報として提供する能力が必要です。

業務理解力とコミュニケーション能力

データを分析し意思決定に活用できる情報として提供するには、業界やビジネスの課題を理解する力も必要です。また、データの分析を通して得た洞察を経営陣にわかりやすく伝えるコミュニケーション能力も求められるでしょう。

BIエンジニアのキャリアパス

BIエンジニア

BIエンジニアは、データドリブンな経営を支える中心的な存在として、今後ますます重要性が高まる職種です。そのキャリアパスは、技術志向とマネジメント志向のどちらにも展開できる柔軟性があり、自身の志向やスキルに応じて多様な道を選ぶことができます。

キャリアパスの例

以下は、BIエンジニアのキャリアパスの例です。

BIエンジニア

発展的なキャリアパスの選択肢

BIエンジニアにおける発展的なキャリアパスの選択肢には、以下の5つの職種が挙げられます。

BIエンジニア

キャリア形成のポイント

BIエンジニアとしてキャリア形成する際は、実務経験の幅を広げるのがポイントです。BIツールの操作だけでなく、ETLやデータ設計、クラウド運用など複数フェーズに関与することで、将来的な選択肢を広げることができます。
また、ビジネスへの理解を深めることも重要です。業界知識や業務KPIへの理解が進むほど、データ活用の価値を高められます。

このほか、自己研鑽として資格を取得するのもよいでしょう。Microsoft認定資格(DA-100: Power BI Data Analyst Associate)やGoogle Cloud認定資格などを取得することで、信頼性を補強することが可能です。

さらに、ダッシュボードや分析レポートなどの成果物をポートフォリオとして整備しておくことで、転職やフリーランスで有利に活用できます。

まとめ

BIエンジニアは「データ×業務理解×可視化」のプロとして、さまざまなキャリアへの分岐点に立っています。個人の志向性によって、より技術を極める方向、業務寄りに進む方向、マネジメントを志す方向など柔軟に道を選ぶことが可能です。

将来性・成長性ともに高く、市場価値も上がり続けるBIエンジニアは、今後のキャリア形成において非常に魅力的な職種といえます。転職を検討している方は、ぜひBIエンジニアへの一歩を検討してみてください。

私どもTechClipsエージェントは、 ITエンジニアやITコンサルタントを目指す皆さまのキャリアプランの相談をはじめとした、 無料の転職支援サービスです。人生の目標やキャリアの方向性を整理し、一緒に考えていく作業に多くの時間を割いています。もしひとりで自分自身のキャリアや転職活動の進め方に悩んでいるのであれば、この機会にぜひご相談ください。

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