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投稿日: 2025/12/06

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はじめに

気づいているでしょうか?
2025年のIT転職市場は、静かにしかし確実に“地殻変動”を起こしています。

クラウドの浸透、SaaSの当たり前化、AIの爆発的発展。
あらゆる企業がこれまでのIT投資を見直し、
「外注ではなく、内製でプロダクトを磨く時代」 に突入しました。

すると何が起きたか。

これまで外から支えてきた企業が、今度は“中に入れる人”を、本気で求め始めたのです。

だからこそ今、SESから事業会社へキャリアを移す人が急増しています。
それと同時に評価される人と、選考で落ち続ける人の差も、はっきりと出始めました。

その差は才能でも、学歴でもありません。「SES経験の良し悪し」でもありません。

必要なのは、“考え方”です。
そしてその考え方は、今からでも確実に身につきます。

この記事では、SESから事業会社へ本気で移りたいあなたに向けて、
いま市場が求めている“4つの核心” をお伝えします。

これは、小手先の面接対策ではありません。
あなたのキャリアの伸び方そのものに関わる視点です。

1. “自分の工程”から“プロダクト全体”へ視点を広げられるか

SESではどうしても、「与えられた工程を、期限までにこなす」という働き方になりがちです。

しかし事業会社は
“この機能はプロダクト全体の中でどんな役割を持っているのか”を理解できる人を求めています。

どんなに技術力が高くても、
「たまたまそのタスクをやっただけ」に見えると評価されません。

求められているのは、こういう視点です。

「なぜこの設計にしたのか?
この仕様が変わるとユーザーの行動はどう変わるのか?

そもそもこの機能は誰の問題を解決しているのか?」

事業会社にとって、あなたが担うのは “製品の一部”ではなく“価値の一部” です。
その視点を持てる人は強い。
逆に、この視点が欠けているとどれだけ経験があっても刺さりません。

2. “言われたことをやる人”から“自分で課題を見つけ、改善し続ける人”へ

事業会社は、長期でプロダクトを育てます。
育てるには“改善”が欠かせません。

だからこそ企業が求めているのは、
「指示された作業をする人」ではなく、「気づき、動ける人」です。

たとえば——

・レビューの質が低いなら、自ら基準を作る
・テストが属人化しているなら、観点や仕組みを提案する
・手作業が多いなら、自動化のアイデアを出す
・仕様の曖昧さに気づいたら、先回りして整理する

こうした “勝手に改善する人” は、事業会社では本当に重宝されます。

改善する姿勢は技術力以上に価値があります。
なぜなら、プロダクトを育てるのは「継続的な改善」だからです。

3. 「機能を作る」から「価値を作る」へ——プロダクト思考があるかどうか

SESでは“作ること”が仕事です。
しかし事業会社で評価されるのは “何を、なぜ作るか” を考えられる人。

たとえ担当が小さなAPIでも、たった一つの画面でも、

その裏には必ず「解決したい課題」があります。

事業会社は、そこを理解して提案できる人に価値を感じます。

「この仕様、ユーザーが本当に使うだろうか?」
「むしろ別の機能を先に改善すべきでは?」
「本質的な課題はどこにある?」

こうした視点があるだけで “この人、プロダクトを前へ進められるな”と企業は判断します。

開発者から、プロダクトを動かす存在へ。
この視点がキャリアを一段上へ押し上げます。

4. 経験を“価値”として伝える言語化力— ここが一番の勝負どころ

これは断言できます。

SESから事業会社へ行く人と、落ちる人の差は「言語化」で決まる。

同じ経験でも、伝え方ひとつで評価が180度変わります。

事業会社の面接は、技術の深さだけではなく、
「考え方」「判断力」「再現性」 を見ています。

そのため、“やりました” だけの説明は一切響きません。

必要なのは、

・背景
・課題
・あなたの判断
・工夫したこと
・成果
・学び

をストーリーとして語る力。

事業会社は、「あなたが入ると何が変わるか?」を知りたいのです。

その答えを、あなた自身の言葉で紡げるかどうか。
ここが最大の分岐点です。

最後に:SESの経験は“弱み”ではなく、“伸びしろ”だ

SES経験にコンプレックスを抱く人は多いですが、実はそれは全くの誤解です。

事業会社からすると、
現場の泥臭さを知り、手を動かせるエンジニアほど貴重な存在はありません。

足りないのは経験ではなく、“経験の意味づけ” だけなのです。

✔ プロダクト全体を語る視点

✔ 主体的な改善行動

✔ ユーザー価値から考える力

✔ 経験を価値として伝える言語化力

この4つを押さえれば、
SESから事業会社への転職は、「無理な挑戦」ではなく「最も現実的なキャリアアップ」 になります。

あなたの経験は、まだ伸びる。
そして、正しい方向へ伸ばせば、企業は確実にあなたを選びます。

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