はじめに
転職活動は人生の重要なターニングポイントです。
中でも4月入社は多くの企業で人事・組織計画の切り替えが行われるタイミングとして人気があります。
本記事では、厚生労働省など公的統計をもとにした確度の高い情報を中心に、「いつから転職活動を始めるべきか」
「ITエンジニア転職の現状と傾向」「4月入社に向けた計画の立て方」を解説します。
1. 4月入社を目指すならいつから活動すべき?
結論から言えば、
👉 前年秋〜年明け(10月〜1月)に情報収集を始め、
1月〜2月に面接・選考を進め、
3月までに内定・退職調整を終える計画が理想です。
これは、企業の人事計画・採用スケジュールを考えると合理的な逆算です。
実務上は約3〜6ヶ月程度の活動期間を見込むのが一般的です。
転職者にとっては、書類準備〜面接〜内定〜現職の引継ぎ・退職交渉まで含め、
余裕を持った計画設計が成功の鍵です。
2. 厚労省データから見る転職市場の実態
2-1. 転職者・転職希望者の増加傾向
最新の総務省『労働力調査』によると、
✔ 過去1年間に転職した人は 約325万人(就業者の約4.8%)
✔ 転職を希望している人は 約1035万人(就業者の約15.3%)
と、転職希望者・転職者数は複数年連続で増加傾向にあります。
このような背景から、転職活動者が増え、競争と選択肢の両方が拡大していることが読み取れます。
この数字は、企業側にも人材確保への強いニーズがあることを示しています。
2-2. 労働市場全体の需給バランス
厚生労働省が公表している一般職業紹介状況(有効求人倍率)や、総務省の労働力調査を見ると、
日本の労働市場はここ数年、「人手不足傾向」が続いていることが分かります。
直近の公的統計では、
- 完全失業率は2%台と低い水準
- 有効求人倍率は1倍台前半〜中盤で推移
しており、求職者1人に対して複数の求人が存在する状態が続いています。
これは、企業側が人材確保に苦戦している状況を示しており、
一定のスキルや経験を持つ転職希望者にとっては、比較的有利に転職活動を進めやすい環境だといえるでしょう。
特にIT・デジタル分野では人材不足が顕著であり、条件交渉やキャリア選択の幅が広がりやすい点も特徴です。
3. IT / デジタル人材の転職市場における特徴
厚生労働省の『IT・デジタル人材の労働市場に関する調査』では、これからの労働力供給制約の中で、
IT人材の需要は高く、スキルを持つ人材ほど転職による待遇向上の可能性が高いことが示されています。
背景には、
- 少子高齢化による就業者数の減少
- DX推進によるIT投資の拡大
といった構造的な変化があり、IT・デジタルスキルは今後も高い市場価値を保つと予想されています。
4. 4月入社に向けた活動ステップ(IT転職向け)
以下は、理想的な転職スケジュール例です(4月入社想定)。
ステップ①:事前準備(前年秋〜12月)
- 自己分析・キャリアの棚卸し
- 転職軸の明確化(待遇・技術領域・勤務地など)
- 履歴書/職務経歴書のブラッシュアップ
- ポートフォリオの準備(特にエンジニア系)
👉 早期に自分の強みを言語化することで、求人とのミスマッチを防ぐことができます。
ステップ②:応募開始〜面接(1月〜2月)
- 求人に応募
- 書類選考→一次面接→最終面接
- 給与・待遇の交渉
この時期は企業採用が本格化する一方、応募者も増えます。
求められるスキルの高さだけでなく、「応募企業が求めている人材像」を踏まえた面接対策が成功のポイントです。
ステップ③:内定承諾・現職調整(2月〜3月)
- 内定承諾
- 退職手続き・引継ぎ
- 入社前準備
円滑な現職退職は、次のステップへの良いスタートになります。
おわりに
4月入社を本気で目指すなら、
「いつ動くか」で結果が大きく変わります。
・今からでも間に合うのか
・どんな企業を狙うべきか
・準備不足でチャンスを逃さないために
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