はじめに
IT業界で一定の経験を積み、年収もそれなりに高くなってくると、
転職を考えたときにこんな壁にぶつかる人が多いです。
- 将来どうなりたいか、正直よく分からない
- 自分に合う職種って何?
- 自己分析をやっても、しっくりこない
実はこれは 珍しい悩みではありません。
むしろ、年収が高く・市場価値がある人ほど陥りやすい罠です。
年収が高い人ほど「将来像」が曖昧になる理由
IT業界では、
- 技術力
- プロジェクト経験
- 希少性
によって、ある程度の年収までは 流れで上がる ケースが多いです。
その結果、
「気づいたら年収700万・800万になっていた」
「でも、これを10年続けたいかは分からない」
という状態が生まれます。
これは「考えてこなかった」のではなく、
考えなくても評価されてきた という成功体験の裏返しです。
「自分に合う職種」を考える前にズレやすいポイント
多くの人が、自己分析でこう考えます。
- 得意なことは何か
- 好きなことは何か
- 向いている職種は何か
ただ、年収高めのIT人材の場合、これだけだと不十分です。
なぜなら、
「できること」と「続けたいこと」は別 だからです。
- 技術は得意だが、ずっと手を動かしたいわけではない
- 調整役はできるが、それが楽しいとは限らない
このズレを放置すると、
「条件はいいけど、違和感が消えない転職」になります。
自己分析は間違っていない。ただ“順番”が違う
結論から言うと、
自己分析そのものは間違っていません。
ただし、多くの人が 順番を間違えています。
よくある自己分析の順番(ズレやすい)
- 向いている職種は?
- 将来どうなりたい?
- じゃあ今は何をすべき?
年収高め層におすすめの順番
- このまま今の延長線で10年後どうなるか?
- それは本当に納得できる未来か?
- じゃあ、どんな役割・立場なら違和感がないか?
ここで初めて「職種」が出てきます。
将来像は「職種」ではなく「役割」で考える
IT業界で失敗しにくいのは、
職種名ではなく、役割で将来像を描くこと です。
たとえば:
- 技術を軸に、意思決定に関わりたい
- 現場よりも、構造や仕組みを作る側にいたい
- 個人の成果より、組織や事業の成果に責任を持ちたい
このレベルまで言語化できると、
- エンジニア継続
- ITコンサル
- プロダクトマネージャー
- マネジメント
などの選択肢が 自然に絞られていきます。
「合っている職」は一度決めるものではない
もう一つ重要なのは、
自分に合っている職は固定ではない という考え方です。
市場価値が高い人ほど、選択肢が多く、
「正解を選ばないといけない」と思いがちです。
でも実際は、
- 3〜5年単位で役割を変えていく
- 今は何を捨てて、何を取りに行くか
この意思決定の方が重要です。
まとめ:違和感は、成長段階が変わったサイン
- 将来像が描けない
- 自己分析がしっくりこない
これは 能力不足ではなく、次のステージに来たサイン です。
年収・スキル・実績が揃ってきた今こそ、
「何ができるか」ではなく
「どんな立場で価値を出したいか」 を考えるタイミングです。
そこが定まれば、
転職する・しないの判断も、
選ぶべき職種も、驚くほどクリアになります。
おわりに
キャリアに違和感が出てくるのは、停滞ではなく
「次のステージに進む準備が整ってきたサイン」です。
ただ、自分ひとりで考えていると視野が狭くなり、
「答え探し」になってしまうことも少なくありません。
もし今、
- どんな役割が自分に合うのか整理したい
- 今の市場価値でどんな選択肢があるか知りたい
- 年収を落とさず次に進みたい
そんな状態なら、一度プロと壁打ちしてみるのも有効です。
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