ITエンジニアの方の中には「書類は通るのに、面接でいつも落ちてしまう。。。」「面接で何を話せばいいのかわからない。。。」という方も多いのではないでしょうか?
履歴書や職務経歴書と違い、面接はその場でのやり取りになるため、準備の仕方がわからないという声をよくいただきます。
こちらでは、ITエンジニアの転職面接がどのような流れで進むのか?どのような質問をされるのか?そして、どのように準備をしていけばよいのか?を解説していきたいと思います。
面接の前に:面接は「答え合わせ」の場である
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面接は自分を大きく見せる場ではなく、書類に書いたことと目の前の人物が一致しているかを確認する「答え合わせ」の場。
私たちTechClipsエージェントでは、面接とは「答え合わせの場」であると考えています。
企業側はすでに履歴書や職務経歴書を読んだ上で、あなたに会いたいと思って面接に呼んでいます。つまり書類の内容自体は評価されているわけです。
面接で行われるのは「書類に書かれている経験やスキルが、本当に本人のものなのか?」「この人と一緒に働けるのか?」という確認作業です。
したがって、面接対策の第一歩は、面接テクニックを覚えることではなく、自分の職務経歴書を自分の言葉で説明できるようにしておくことです。
まだ書類を作り込めていないという方は、まずこちらからご覧ください。
エンジニア転職の面接でよく聞かれる質問
1. 転職理由
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転職理由は「不満」ではなく「目的」で語る。
ほぼ確実に聞かれる質問です。ここで多くの方がつまずきます。
「残業が多いから」「評価されないから」といった不満ベースの回答は、事実であったとしても「うちに来ても同じ不満を持つのでは?」という懸念を生みます。
大事なのは、不満を目的に変換することです。
例えば「受託開発で納品して終わり、という働き方に物足りなさを感じた」のであれば、「自分が作ったシステムを継続的に改善し、ユーザーの反応を見ながら育てていく経験を積みたい」という目的に言い換えることができます。
転職活動の始め方でも解説していますが、仕事はあくまで目的を達成するための手段です。自分の人生の目標やキャリアの方向性が明確になっていれば、転職理由は自然と目的ベースで語れるようになります。逆に言えば、転職理由がうまく話せないという方は、面接対策以前にキャリアの棚卸しが済んでいない可能性があります。
2. 技術的な経験に関する質問
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「何を使ったか」ではなく「なぜそれを選び、どう判断したか」を話せるように。
「◯◯の開発経験があるとのことですが、具体的にどのような実装をされましたか?」といった深掘りの質問です。
ここで評価されているのは、使用技術の名前ではありません。技術選定や設計の際に、自分がどのような判断をしたのか? という思考のプロセスです。
- なぜその技術・構成を選んだのか?(選ばなかった選択肢は何か?)
- どのような課題があり、どう解決したのか?
- 振り返って、今ならどうするか?
チーム開発の場合「自分がやったこと」と「チームがやったこと」を混同して話してしまう方がいますが、深掘りされるとすぐにわかってしまいます。自分の担当範囲と貢献を正直に、具体的に話しましょう。規模の小さい担当範囲でも、判断のプロセスが語れれば十分に評価されます。
3. 志望動機
志望動機は「なぜ転職するのか(転職理由)」と「なぜこの会社なのか」の掛け算です。
転職理由で語った目的に対して、「その目的がこの会社でなら達成できると考えた理由」を説明できれば、志望動機は自然と筋が通ります。
そのためには企業研究が必要です。プロダクト、技術ブログ、採用ページ、可能であれば実際にサービスを触ってみる。エンジニアであれば、その会社の技術スタックや開発体制について具体的な質問ができるレベルまで調べておくと、志望度の高さが伝わります。
4. 逆質問
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逆質問は「自分がその会社で働く姿を具体的に想像している人」の質問をする。
「何か質問はありますか?」で「特にありません」は避けたいところです。
とはいえ、質問のための質問も見抜かれます。おすすめは、内定をもらったと仮定して、入社を判断するために本当に知りたいことを聞くことです。
- 開発チームの体制や、コードレビュー・設計レビューの進め方
- 技術的負債に対するチームのスタンス
- 入社後最初の3ヶ月でどのような業務を期待されるか
こういった質問は、情報収集になると同時に「この人は入社後を具体的にイメージしている」という印象を与えます。
面接の種類ごとの対策
技術面接
現場のエンジニアが面接官となり、技術的な深掘りやコーディングテスト、設計に関するディスカッションが行われることがあります。
対策としては、職務経歴書に書いた技術については「なぜ」「どうやって」を説明できるように振り返っておくこと。コーディングテストがある企業の場合は、事前に形式(ライブコーディングか、事前課題か)を確認し、練習しておきましょう。
わからないことを聞かれた場合は、知ったかぶりをせず「経験はありませんが、◯◯という理解をしています」と正直に答える方が評価されます。現場のエンジニアが面接官の場合、曖昧な回答はすぐに見抜かれます。
人事・役員面接(カルチャー面接)
技術力は現場面接で確認済みという前提で、人柄やカルチャーフィット、キャリアの方向性と会社の方向性が合っているかが見られます。
ここで大事になるのが、やはり自分自身のキャリアの方向性です。20代のエンジニア転職や30代のエンジニア転職でも解説している通り、自分の現在地と理想像を言語化できていれば、役員面接は怖くありません。
エンジニア面接でよくある失敗5選
1. 職務経歴書の内容を説明できない
書類をエージェントや他人に整えてもらったまま、自分の言葉で説明できないケースです。面接は答え合わせの場ですから、書類と話が一致しないと一気に信頼を失います。
2. 不満ベースの転職理由
前述の通りです。事実であっても、そのまま話すのではなく目的に変換しましょう。
3. 技術の話を抽象的にしか話せない
「チームでアジャイル開発をしていました」で止まってしまうケースです。自分の担当、自分の判断、自分の貢献まで具体化しましょう。
4. 企業研究不足
「弊社のプロダクトは使ったことがありますか?」に答えられないと、志望度を疑われます。BtoBプロダクトなど実際に触れない場合でも、公開されている情報は押さえておきましょう。
5. 条件の話を切り出すタイミングを誤る
年収や働き方などの条件は重要な確認事項ですが、一次面接の冒頭から条件の話ばかりをすると印象を損ねることがあります。条件交渉はエージェント経由で行うか、最終面接やオファー面談の場で確認するのがスムーズです。
まとめ
いかがでしたか?
面接対策というと想定問答集の暗記をイメージされる方も多いのですが、今回の内容をご覧いただいてお分かりの通り、面接で話す内容の土台は「自分自身のキャリアの棚卸し」と「職務経歴書の作り込み」にあります。
つまり、面接対策は面接の直前に始めるものではなく、転職活動の準備段階から始まっているということです。
とはいえ、自分の話が面接官にどう聞こえるのかを自分一人で客観視することは非常に難しいものです。模擬面接のような形で、誰かに話を聞いてもらいながら言語化していくことをおすすめします。
私たちTechClipsエージェントのキャリアコンサルタントは、もともとエンジニアや開発現場にいたメンバーが中心です。技術面接で聞かれる内容も踏まえた面接対策を、求職者様一人ひとりと一緒に行っています。
「面接に自信がない」という方は、一度お気軽にご相談ください。
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